会社概要
弊社は創業1879年(明治12年)、設立1930年(昭和5年)の老舗企業です。
書店事業は外商部・本部が静岡市葵区七間町に、店舗は駿河区東新田に長田店がございます。
「地域と共に発展、地域文化への貢献、お客様に幸せをお届けする」を念頭に和洋書籍、雑誌、検定教科書、教材等の販売、不動産の賃貸、アイスクリームショップFC運営、カレーショップ運営等の事業を行っております。
会社沿革



初代創業者 吉見義次
「駿國雜志」出版事業を開始。
1909年(明治42年)
書籍商を七間町(札の辻)へと移転。
1920年(大正9年)7月
1879年(明治12年)10月
初代・吉見義次が静岡市葵区安西に書籍商を開く。のちに呉服町5丁目、さらに呉服町2丁目に移転。※当初は古書の販売を行った。静岡県の国定教科書特約販売所を引き受ける。

1930年(昭和5年)10月
株式会社吉見書店として設立。代表取締役に末次保氏、支配人加藤曠之氏が就任。2代目・吉見義資(写真右)は相談役となる。
「駿国雑誌」完結となる最終分冊を発行。
1935年(昭和10年)

出版事業「駿國雜志」について
駿河の地誌。江戸時代、駿府二加番だった阿部正信が1817年(文化14年)の1年間の赴任中に駿河国中を見て回り、調べた資料626点と描いた風景画等250点余を元に、江戸へ戻って以降編集したもので、25年かかって完成した。内容は地理、歴史、自然、風物、人物、寺社や古跡、方言、年中行事など広範囲に渡る。49巻77冊。その幻の名著の活字刊行を吉見書店が実現した。
・初版:1817~1843年(文化14~天保14年) 阿部正信
・吉見旧版:1909~1935年(明治42~昭和10年)
・吉見新版:1976~1977年(昭和51~52年)
オビの文章(加藤忠雄、林英夫、宗知信、樋口清之)
刊行にあたって(吉見義章)
あとがき(吉見三郎)


1939年(昭和14年)8月
(株)静岡県国定教科書特約販売所が設立される
1940年(昭和15年)1月15日
1941年(昭和16年)10月
静岡大火により店舗焼失
末次氏代表取締役辞任により、3代目・吉見義章(写真右)が代表取締役に就任。新店舗が落成。写真展等の催しも行う。

1945年(昭和20年)6月19日
静岡大空襲(20日まで)
1945年(昭和20年)8月15日
終戦


1947年(昭和22年)4月16日
新店舗完成。リーダーズ・ダイジェスト社とタイアップ。戦後の復興、映画館街・七間町の活気とともに、書店も賑わう。


1960年(昭和35年)